影響するバージョン: 全てのArchicadバージョン|重要度: 回避策あり| ID: 225917, 225992
Appleは、2017年5月15日にリリースされた macOS 10.12.5アップデート でこの問題を修正しました。
問題
Intel Irisグラフィックカードを使用したmacでmacOS Sierra 10.12.4 アップデート(公開日 2017年3月27日)を行うと作業スペース常備に空間が生じてしまう:
3Dウィンドウに移動した際には、Archicadが反応しなくなる、もしくはクラッシュします。
この問題は、Intel Irisグラフィックスカードを搭載したMacにのみ存在します。(AMD/Nvidia)グラフィックスカード搭載のMacには影響はありません。
原因
Appleは、10.12.4アップデートでIntelグラフィックドライバに変更を加え、Archicadで問題 が発生するようになりました。
回避策
上記の問題はすべて、Archicadのアンチエイリアシング機能をオフにすることで回避できます。手順:
- Archicadを起動します
- 移動先: オプション»作業環境»高度な» 詳細再描画オプション
- 2D図面アンチエイリアスと3D OpenGLアンチエイリアスをオフにします。
- 「OK」をクリックします。
- Archicadを再起動します(これらの変更は、Archicadが再起動された後にのみ有効になります)
Archicadが起動中にクラッシュし、上記の回避策がとれない場合、Macの環境設定ファイルを変更することで、アンチエイリアスを手動でオフにすることができます。Archicad環境設定ファイルのアンチエイリアスをオフにする手順は、以下です:
- ~/ Library/Preferences/com.graphisoft.AC-64 20.0.0 INT v1.plistに移動します。
- Pref Setter、PlistEdit Pro、XcodeなどのPlistエディタアプリで開きます
- OpenGL (整数) フォルダを選択します
- Antialiasing Modeと呼ばれるキーを選択します。
- このキーを-1 に変更します。
- cmd + Sを押して& cmd + Qを保存し、適用された変更を適用してアプリケーションを閉じます。
変更を適用するには、コンピューターを再起動する必要がある場合があります。
解決方法
この問題は、Apple社による macOS 10.12.5アップデート で解決されました。