ドアおよび窓の配置の原則
開口部の配置は、これまで通り2回クリックするだけで行えます:
- 最初のクリックは、壁の長手方向の位置決めと、露出面の決定です。
- 2回目のクリックで、開き方向と向きを指定します。
Archicad 17以降では、壁には2つの検出ゾーンがあります。
ユーザーがドア/窓ツールを選択し、カーソルを壁の近く(15ピクセルより近く)に移動すると、壁が強調表示され、壁開口と露出面に関するフィードバックが表示されます。小さな太陽は露出面側、つまり外側を示します。
入力前および入力中に、3つの選択を使用できます(Archicad 16では、中央または辺の2つのみ): 中央、辺1、辺特定のケースでは、表示側を変更する必要があり、Tabキーを押して変更できます。最初のクリック後、開口部のフィードバックが表示され、開口部の方向と向きの選択が可能になります。カーソルを壁の周囲に移動させると、開口部の最終位置のハイライトが表示されます。
Archicad 17以降では、[開き方向]オプションが削除され、[プレビュー画像]の下に移動した[反転]コマンドのみが使用できます。
3Dで開口部を配置
3Dでは、カーソルを開口部が配置される壁面上に配置する必要があります。最初のクリックは開口部の位置を定義し、2回目のクリックは開口部の方向と向きを定義します。抱きの向きはTabキーで変更できます。
反転コマンドは、Historic Windowsなどの特定の開口部には使用できません。これらの開口部の場合、開口部の構造上、反転オプションは適用されません。開口部の付属品のルールは、露出側=外側で、ユーザーは太陽のサインから関連付けることができます。特定の機能(ケーシング、材質、石積のアーチなど)は、露出側にリンクされています。入力中に露出側を定義すると、ケーシングやその他の構造はこの規則に従います。残りの端点コマンドは、ドア扉の位置のみを変更します。材質、グリル、その他の機能は元の位置にとどまります。
検出ゾーンの重複
カーソルが検出するゾーンが重なっている位置にある場合、ハイライトはどちらが編集された壁かを示します。また、情報タグには強調表示された壁のプロパティが表示されます。Tabキーで壁を切り替えることができます。
躯体表示
躯体表示設定が躯体のみまたは仕上げなしの場合、開口部の最初のフィードバックが要素全体とともに表示され、表現力豊かな配置が可能になります。