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2024-06-24 06:17 PM - 編集済み 2024-06-25 06:05 PM
※本記事は、旧サイト「How to use Archicad」より、Graphisoft の2021年11月18日の記事を転載しています。
グラフィソフトのカスタマーサクセスチームが月1回お届けしている「#BIM相談室」という番組から、ひとつご紹介するシリーズ 第5弾(これもぼちぼちとシリーズ化します)
今回は昨年12月に配信された第2回クリスマス・スペシャルより、「現在Archicadの導入を検討していて、基本設計
実施設計の完全BIM化を目標にしているのですが既製品でなはい造作の建具や家具を作成したい場合、どのような方法を用いて作成できますか?またそれらを用いて家具図等の図面にしたい場合、どのように操作すれば良いですか?(原文ママ)」という質問に対しての回答を解説したいと思います。
作りたい家具によりますが、よく使われるのは、壁やスラブ、柱などを使って、模型のように作っていくやり方になりますが、今回は「カーテンウォール」を使って壁面収納家具を例にご紹介します。
実際に細かく作る場合は、「壁」「スラブ」を使ったほうが細かな調整はできるのですが、寸法の調整が面倒になるので、最初の検討のところではこの方法も良いのでは・・と思います。
結果、形が決まったところで、詳細モデルが必要になった時点で、壁やスラブで細かく作るほうがよいかもしれません。すでに作りたい寸法が決まっている場合は、最初から壁やスラブで組み立てていく方をおすすめします!
カーテンウォールを使うメリットは・・・・
・ 幅や高さが変更になる可能性がある
・ 組み合わせを”検討”しやすい
・ カスタムパネルや、側板、棚板を断面形状も利用できる
まずは、カーテンウォールツールで、スキームを使って、棚割りを設定します。
今回は600mmピッチで長さに合わせて調整できるようにしてみました。
縦方向の高さは少し高いですが合計で2500になるように設定しています。
今回は仕切り板や棚板の厚みは 15mm、外側のフレームは20mmにします。
(厚さは目的に応じて変更してください!)
奥行きは、棚の奥行になります。またパネルはどちらか1方向にしかつかえないので、ぱっと見た目をつくるのであれば、手前にパネルが来るように設定し、背板は別に壁やモルフ(壁のほうがいいですね、きっと)でつけます。
パネルの材質で扉やガラス戸部分の設定をします。
2点指定で、今回は2400mm(4コマ分)書いてみました。
配置したカーテンウォールを選択して、編集モードに入り、仕切り板やパネルを削除したり
別の素材に変更するなど調整をしてみます。
棚板や仕切り板の勝ち負けの設定はこちらでもできます。
その他パネルを、カスタムパネルを作ってデザインを変更したりすることもできますので、お試しになってみて下さい。
またカーテンウォールは、水平にも配置することができるので、システム天井 だったり、検討段階での床のパターンなども作ることができるので、いろいろと試してみて下さい。
カーテンウォールのパターンの作り方
https://www.youtube.com/watch?v=Ro_t9x86WSE
いかがでしょうか?色々応用できると思いますので、ぜひお試し下さい。
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