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11月30日(土)16時から19時(日本時間)の間に、ライセンスサーバーメンテナンスを実施する予定です。

期間中、ライセンス関連の操作(ライセンスキーのアップロード、ダウンロード、アップデート、SSAの確認、ライセンスプールへのアクセス、GSID認証)が、約2時間ほど、正常に機能しない可能性があります。

ご不便をおかけしますが、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

How to use Archicad - NEW
リニューアルしたHow to use Archicadです! みなさんのArchicadの使い方を教えてください!

MVO(モデル表示オプション)と連動したGDLオブジェクトの作り方【旧サイトからの転載】

Kotetsu
Expert

GDLオブジェクトは単体で動作するため、例えば「机」オブジェクトの材質を変えると「椅子」のオブジェクトの材質が変わる、というようなことは出来ません。

 

ただし、MVOオブジェクトを自作することでMVO(モデル表示オプション)から複数のオブジェクトに対してパラメータを変更することが可能です。

 

2022-04-17_21h53_52-1024x486.png

 

2022-04-17_21h58_16-1024x493.png

連動して変わっています

 

本記事ではこのMVOオブジェクトの作り方と、連動するオブジェクトの作り方について解説します。

 

※以下の具体的な作成方法はある程度GDLを作成している方を対象としています。ご了承ください。

 

この記事で作るもの

 

最小限のオブジェクトとして立方体の色をカスタムMVOで変更するオブジェクトを作成します。

 

image-30-1024x562.png

 

カスタムMVOオブジェクトの作成

 

オブジェクトを新規作成し、サブタイプを「ライブラリグローバル設定」にします。

 

2022-04-17_00h06_43-1.png

 

パラメータで任意の変数を作成します。
ここで設定したパラメータをオブジェクトに読み込みます。

 

2022-04-17_22h35_44.png

 

インターフェーススクリプトで作成した変数を設定します。

 

2022-04-17_22h37_30.png

 

! コピペ用
ui_dialog "カスタムMVO"
ui_infield `texPARAM`,10,10,190

 

"customMVO.gsm"の名称で保存します。

 

image-28.png

 

モデル表示オプションに追加されます。

 

2022-04-17_22h39_52-1024x721.png

 

材質だけでなく、実数やブールなども設定可能です。

 

対応するオブジェクトの作成

 

新規作成し、下記のパラメータを設定します。

 

2022-04-17_22h46_03.png

 

マスタスクリプトに下記の内容を記述します。
LIBRARYGLOBAL関数の引数はそれぞれ
LIBRARYGLOBAL(<カスタムMVOオブジェクト名> , <取得するパラメータ変数名> , <戻り値を受ける変数>
を示します。
正常にカスタムMVOから値を取得できた場合は"tex"に"customMVO"の"texPARAM"を上書きします。

 

image-27.png

 

!コピペ用
success = LIBRARYGLOBAL ("customMVO", "texPARAM", reftex)
if success then
	tex = reftex
	parameters tex = tex
endif

 

3Dスクリプトに下記の内容を記述します。

 

image-29.png

 

!コピペ用
material tex
block 1,1,1

 

保存して配置すると、カスタムMVOで連動するオブジェクトが出来ます。

 

image-30-1024x562.png

 

活用方法

 

作図中は必要な情報を表示し、出図時は消す。
MVOはビューに保存されるので、出図用と作図用のビューを作っておくと良いです。

 

image-32.png

 

image-33.png

 

同じような方法で、作図時には2Dスクリプトに記述した軽く簡易的な表現で、出図時にはproject2でリアルな表現にすると動作が軽く効率的なモデリングに繋がります。

 

image-34.png

 

image-35.png

 

Archicadは表示/非表示を主にレイヤーで管理することが多いと思いますが、あらかじめ図面それぞれのパラメータを作ってMVOで管理することで、表示/非表示を変えるなどの活用方法が考えられます。

 

image-36.png

 

参考:https://gdl.Graphisoft.com/tips-and-tricks/custom-made-model-view-options-object


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ひとつひとつの線の線種/色/表示非表示を変更できる機能(ラインワーク) | 「線として表示」としてもBIMx上で通り芯を表示 | 部材の始点/終点座標を一覧表とプロパティで取得 | 通り芯と要素の連動 | 表現の上書きに数式
Win10 / 13th Gen Corei7 / 32GB RAM / RTX2000Ada Laptop
AC17 - 27 / ACUG
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