2023-10-23 02:36 PM
先日の『Building Together Japan 2023』でも少しお話されていましたが
設計モデルを施工モデルにしていくことについてとても興味深いと感じました。
ARCHICADで設計モデルから施工モデルへ変換していくことについて経験のある方々、ぜひ苦労した点や設計と施工間で協力が必要な部分、「こんな工夫をした!」など体験談をぜひ聞かせてください。
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2023-10-24 09:58 AM
投稿、ありがとうございます。
設計モデルを頂いた場合、当社はまず当社のテンプレートで新規作成モデルを立ち上げます。
そこにホットリンクで設計モデルを読み込んで、ホットリンク解除して埋め込んでしまいます。
その埋め込んだモデルを当社のテンプレートの見慣れたレイヤーに振り分け直していきます。
その時に『選択セットの編集』機能が非常に役に立ちます。
違う要素の部材を一括でレイヤー変更できますので!
あとは当社の見慣れたレイヤーで施工計画等を行っていき活用しています。
こんな感じで参考になりますでしょうか?
2023-10-24 10:22 AM
簡単な仮設や外装のイメージ検討であればそのままデータを使う場合もありますね。
揚重検討や干渉チェックを行う場合には、ある程度厳密なモデルが必要となるので施工側で作り直します。
plaでもらえる場合は、そのまま開くと元のplaがライブラリとしてリンクしたplnになってしまうので
開くときにライブラリを分離して整理してから作業に入るようにしています。
IFCorRVTの場合はtadaさんのようにホットリンクしてから埋め込んでいます。
2023-10-24 11:10 PM
弊社の場合は、施工のテンプレートに設計モデル(仕上げや構造体が複合構造で書かれている)を結合し、
RC、鉄骨、内装、外装、仕上げ、ALC、CWや敷地、既存建物など工種別やデータ構成ごとのモデルに分けるところから始まります。
レイヤーやレイヤーセット、分類やゾーンも細かくチェックしていきます。
レイヤー名や条件でマッピングできないかと考えましたが、やはり人間が作るものなので入れ間違いが多いので1つずつチェックしながら移行させています。
工種別に分けたモデルはBIMモデル製作可能なFABさんのモデルと差し替えたり、掘削モデルを作る場合には内装データは不要なので基礎と敷地モデルを参照しながら作成します。必要な作業のときに、必要なデータを参照させています。
FABからもらうIFCはSolibriで統合して見ます。
干渉チェックしたレポートはBCFにしてArchicadで取り込み、指摘事項を修正していきます。
図面作成のときには、ビュー情報だけや最低限の参照するためのモジュールだけリンクすることにして出来るだけ操作性が遅くならないデータにしています。
Archicadに取り込まない理由は、モデルにくっついてくるプロパティ情報、分類の仕分けがSolibriのほうがラクですし、更新が秒で済むからです。
苦労する点は、設計と施工では使いたい情報がちがうことでしょうか。
よくあるのが、設計ではゾーンに○○塗装仕上げという情報は入っているものの、実際には部屋の一面だけ塗装範囲だった・・・
という場合は、施工は面積を知りたいし、見切るものは要らないのかなど実際に施工する情報としてはやはりテキスト情報ではなく可視(モデル)化しておいてほしいと思いました。
耐火被覆の厚みもテキスト情報としては入っているが、いざ施工するときに手が入らなかった!とか干渉するものがある場合はモデル化しないといけないので、そのあたりの使いたい情報が違うのでなかなか難しいなと感じました。
2023-10-24 09:58 AM
投稿、ありがとうございます。
設計モデルを頂いた場合、当社はまず当社のテンプレートで新規作成モデルを立ち上げます。
そこにホットリンクで設計モデルを読み込んで、ホットリンク解除して埋め込んでしまいます。
その埋め込んだモデルを当社のテンプレートの見慣れたレイヤーに振り分け直していきます。
その時に『選択セットの編集』機能が非常に役に立ちます。
違う要素の部材を一括でレイヤー変更できますので!
あとは当社の見慣れたレイヤーで施工計画等を行っていき活用しています。
こんな感じで参考になりますでしょうか?
2023-10-24 10:13 AM
ありがとうございます。
『選択セットの編集』機能は使ったことがないのですがそういった場合に役立つのですね
ARCHICADでモデルを修正していると自分以外の人が作ったモデルは使用ツールやレイヤーの理解が大変だなと感じていましたので参考にさせていただきます。
2023-10-24 10:22 AM
簡単な仮設や外装のイメージ検討であればそのままデータを使う場合もありますね。
揚重検討や干渉チェックを行う場合には、ある程度厳密なモデルが必要となるので施工側で作り直します。
plaでもらえる場合は、そのまま開くと元のplaがライブラリとしてリンクしたplnになってしまうので
開くときにライブラリを分離して整理してから作業に入るようにしています。
IFCorRVTの場合はtadaさんのようにホットリンクしてから埋め込んでいます。
2023-10-24 11:10 PM
弊社の場合は、施工のテンプレートに設計モデル(仕上げや構造体が複合構造で書かれている)を結合し、
RC、鉄骨、内装、外装、仕上げ、ALC、CWや敷地、既存建物など工種別やデータ構成ごとのモデルに分けるところから始まります。
レイヤーやレイヤーセット、分類やゾーンも細かくチェックしていきます。
レイヤー名や条件でマッピングできないかと考えましたが、やはり人間が作るものなので入れ間違いが多いので1つずつチェックしながら移行させています。
工種別に分けたモデルはBIMモデル製作可能なFABさんのモデルと差し替えたり、掘削モデルを作る場合には内装データは不要なので基礎と敷地モデルを参照しながら作成します。必要な作業のときに、必要なデータを参照させています。
FABからもらうIFCはSolibriで統合して見ます。
干渉チェックしたレポートはBCFにしてArchicadで取り込み、指摘事項を修正していきます。
図面作成のときには、ビュー情報だけや最低限の参照するためのモジュールだけリンクすることにして出来るだけ操作性が遅くならないデータにしています。
Archicadに取り込まない理由は、モデルにくっついてくるプロパティ情報、分類の仕分けがSolibriのほうがラクですし、更新が秒で済むからです。
苦労する点は、設計と施工では使いたい情報がちがうことでしょうか。
よくあるのが、設計ではゾーンに○○塗装仕上げという情報は入っているものの、実際には部屋の一面だけ塗装範囲だった・・・
という場合は、施工は面積を知りたいし、見切るものは要らないのかなど実際に施工する情報としてはやはりテキスト情報ではなく可視(モデル)化しておいてほしいと思いました。
耐火被覆の厚みもテキスト情報としては入っているが、いざ施工するときに手が入らなかった!とか干渉するものがある場合はモデル化しないといけないので、そのあたりの使いたい情報が違うのでなかなか難しいなと感じました。
2023-10-25 11:23 AM
皆さんご回答ありがとうございます。
やはり各社それぞれ苦労されているんですね。
設計と施工で使いたい情報が違うというのがこの同じモデルを使っていくことに苦労する原因としてしっくりきました。
設計モデルから施工モデルにしていくのにモデルの修正は避けては通れませんし修正箇所を見つけるのも一苦労ですよね…せめて社内でレイヤーやレイヤーセットの統一できれば良いなと思ったのですがそれも使いたい情報が違うとなかなか難しいのかもしれませんね。
まだまだ体験談やご意見ございましたら是非お聞かせください。